JR新富士駅ステーションプラザからお届けするビューロースタッフの奮戦記

訪日外国人旅行<インバウンドツーリズム>

先日、外国人旅行者向けに1泊2日のモデルコースを企画したのですが・・・思った以上に苦戦・・・。
モデルコースなので、交通手段、食事、宿泊、観光スポット等、トータルに提案する為には、まずその国の情報をきちんと理解しなければ良い提案はできない!
ということを実感した福助です(ΘェΘ;)

一概に“インバウンド”と言っても、国によって、
例えば・・・JRパスを使う人が多かったり、レンタカーを利用したり。お寿司が人気だと言っても全ての国の方が生魚を好むとも限りません。宿泊は極力リーズナブルなプランを求める人もいます。英語表記があれば大丈夫な方ばかりでもありません。

考えれば考えるほど悩んでいたときに、ふと思い出しました。


福助が海外に行った時に必ずと言っていいほど必ず写真に撮るのが、看板や信号機。
文字やデザインがその国よって違うのがとってもかわいい☆
日本にもある、でも違う。そこがいいんです。

フランスに行った時には、決してすごくきれいだったとか、何かが違ったわけではないのですが、バスの中から思いがけず眺めた景色にお月様が見えたことに感涙しました。


5月に当ビューローの研修会でご講演いただいた日本政府観光局(JNTO)の塚本様からも、

『日本側として見せたいものを見せることに終始するのではなく、相手が観たいものをいち早く察し、見せたいものの中から準備する』

というお話がありましたが、
富士地域に訪れた外国人観光客の方々にとって、それが“月”であるのか“看板”であるのか・・・外国人の目線、視点から見た富士地域の魅力を探って行きたいと思います。

(福助=fukusuke=) 


2010-08-06|スタッフのつぶやき