田子の浦で揚がる生しらすは、地元のほんの一握りのお店や
都内の高級料理店でしか食べることができない至極の逸品!
その理由は、一艘曳きという漁法にあります。
通常の二艘曳きに比べて漁獲量は少なくなりますが、
その分短時間で素早く水揚げできることで、
しらすを傷つけることなくプリプリ感が天下一品!
しかも漁獲量が少ないことから、ごく限られた場所にしか出回らない
「幻の食材」とも言われているのです。
しらすという名前の小魚。実は生まれて1〜2か月程度のイワシの子ども。大きさが2㎝程度までのサイズのもの「しらす」と言います。ちなみにイワシ類には、マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシなどがあります。
しらすは、骨や内臓を気にすることなく1匹そのまま食べられ、豊富なカルシウムをまるごと摂れる食材です!そのカルシウム量は、約100gのしらす干しで大人1日分の摂取必要量に相当する約500mgにもなります!また、血中コレステロールを下げ、血液サラサラ効果があるとされているDHAなどもふんだん。まさに現代人の健康のためにあるような魚なんです。